取り扱い方法

陶器の使い始め

美濃焼に代表される陶器は吸水性が高いため、料理の汁気や油気が染み込みやすいです。

必ずしもやらなくてはいけないわけでは有りませんが、新品同様のきれいな状態を保ち、長く使うための助けとなります。

１）大きな鍋に米のとぎ汁（なければ小麦粉を溶いた水）を器がかぶるくらい入れます。
２）鍋ごと、器が動かない程度に弱火で20～30分煮沸します。
３）そのまま鍋ごと覚めるまで放置し、器をきれいな水で洗い、よく自然乾燥させます。

目的は、粗い土の表面に米のでんぷん質をかぶせ、その目を埋めることで汚れを染みにくくさせることです。

陶器は使い込むうちにどうしても濃淡のシミがでてきます。このように年月とともに色が変わっていくのも、陶器ならではのひとつの楽しみです。

お手入れ方法

岐阜県から輸入した美しい「美濃焼」の食器やギフト。

個々のアイテムのページに特に明記されていない限り、すべての陶器は食器洗い機と電子レンジで安全 にご使用いただけます。

• 直火、オーブンでの使用はできません。

• 基本的に電子レンジの使用は大丈夫ですが、金彩・銀彩が施してある器は真っ黒になることがありますのでご注意ください。また低温と高温をすばやく切り替えると、ひびが入る可能性があります。

• 低下度焼成（上絵付）されている器は、酸やアルカリに弱いので、酢やレモンを使用すると表面が白くなる恐れがあります。

• ご使用後は、汚れたまま長時間放置しておきますと、シミ、カビの原因にもなります。

• 洗った後はよく乾燥させてください。最後にお湯にくぐらせると早く乾燥します。

• 自動食器洗浄機は、他の食器と充分に離して入れてください。また小さな食器など、洗浄機の中で動く可能性があるものを一緒に入れて洗わないでください。

• 金属製のたわしや固い研磨剤入のスポンジを使いますと傷がつきやすいのでご使用にならないで下さい。

• 器の底面は研磨処理を施してありますが、傷をつけることがありますので、テーブル等の上では引きずらないようご注意下さい。もしくは、紙やすりなどで陶器の底を削ることをおすすめします。

• 陶器は釉薬の溜りにより、色・模様等に多少の濃淡を生じることがありますが、陶器特有の持ち味としてお楽しみ下さい。

• 食器用として作られた器は、水止め（薬品処理）がしていないことがあります。花瓶など長時間水を入れるものに使用される場合は水漏れに気をつけて選びましょう。